1人の自称進生

とある自称進学校に通う生徒のひとりごと

中学時代の思い出#1

こんにちは、かたぽんぽんです。今回は自分の人生史で長らく超えることがないだろう楽しかった時代中学時代の話をしようと思います。正直何を書いて何を書かないか取捨選択が微妙なので#1にしましたがこれきりな可能性もあります。まぁやってまいりましょう。

本編はほとんど合唱祭からです

 

 

 

 

馬鹿ばっかり

多分うちの中学校が楽しかった理由はこれに尽きるんだと思います、この馬鹿っていうのは知能的な面もそうですし人間的な面も指してます。だからほんとに黙って45〜55くらいの偏差値の高校を受けるのが正解だったんじゃないかなって未だに思ってます、まぁそれは低すぎるかもだけど。ほんとにその点においては中学校で自分は自分で言うのもはばかられるけど賢かったんで稀有な人間でしたね、今となってはその変に賢いせいでだるい日々を送ってるわけなんですが、まぁ結局自分は将来やりたいことが明確にあるので賢ければ賢い高校なほどいいことに変わりはないんですけど、つまらないんじゃなくて面倒臭いんですよねすること多すぎて。話が脱線しましたがそれくらい馬鹿だったんですようちの中学校と自分の仲間は、でも結局それが最高だったんですよね。

 

 

 

 

入学式

正直言ってここのクラス分けが俺にとって1番でかかったですね、なんせ1年の自分のクラスのメンツが本当に最高だったんで、ここで仲良くなるメンツは最初は2.3人を除いてそこまで仲いいわけじゃなかったんですけど次第に友好の輪が広まって最高のメンツでずっと過ごせました。先程自分は稀有な存在であったと言いましたがそれは単に賢いからっていう理由だけじゃなくて(寧ろこれはほんの少しの要素)小学3年の頃に引越しで転入して来たよそ者だったっていう理由がデカすぎると思います、これに関してはほんとに俺上手く生きてきたなって思いますね。転入生って自分が転入生だからこそわかるんですけど極論一生無視されることって簡単なんですよね、簡単だし日本人の社会性って厄介でそうなりやすいと思うんです。だから学校生活ハードモードで始まってるようなもんでその中でよく俺ってこんなに仲間できたなってそこは自画自賛したいですね。まぁ話を戻すと中一の時のクラスに親友のT君がいたんですよ、そいつのおかげで友達も沢山できた気がしますね。

 

 

 

書いてて思った

転入生ってまじキチィよな。今度転入生の世渡り日記的なのやろう、これは俺しか書けんな。はい、すいません戻ります

 

 

 

 

合唱祭

発端

もはや自分の中一時代の鉄板ネタというか、ガチの思い出のひとつですね。

結局マイノリティになってイキるのが人間にとっていちばん楽しいんだよねって話です。

まぁ普通の中学校の普通の合唱祭があったわけで、最初はクラス全員それなりに初めての合唱祭ってのもあって真面目に練習してたんですよね、朝練とか放課後練とかやっちゃったりして、このままただ練習してれば良かったんですよね、なんならこの話は自分たちは悪くない話なんです、続けます。どこの学校にもあると思うんですけどこの合唱祭には実行委員と指揮者と伴奏者がそれぞれ2名ずついて、実行委員の1人を除く5人が女子だったんですね(唯一の男子は自分たちの仲間)、そして自分のクラスの練習スタイルが1回歌って指揮者伴奏者が思ったこと言って修正していくのを繰り返すっていう方法でやってて、ある練習の時にその事件は起こりました。まずその事件に至るまでにだんだん指揮者の女子贔屓が始まります、これに関しては単純に男子が歌下手なだけっていう可能性もあるので若干のフラストレーションはありつつも普通に練習してました、けど事件当日何を血迷ったのか指揮者の1人が男子に向かって「返事ィ!!」って言って高圧的な態度で調子に乗り始めました、それに対してこっちは「はあ?」ってなるのは当然なわけで溜まってたフラストレーションは溢れだしました。そしてすぐに自分は画期的な作戦を思いつきます、その名も【集団遅れ作戦】。

説明しよう!集団遅れ作戦とは朝練にいつもの仲良いメンバーで遅れてやろうといういかにも中学一年生らしい作戦である!

まぁこの作戦を給食準備中に自分はT君始め仲のいいメンツ全員に伝え帰ったらLINEで話し合い、次の日には実行してやろうということで話は進み作戦会議がその日の夜行われました。

 

 

 

作戦会議

作戦は順調に出来上がっていきました、というかほとんど自分が頭の中でどうするか骨組みができていたのでそれを言語化して伝えて話し合って少し修正していくみたいな感じでした。実際の作戦内容はこんな感じです。

  1. 8時15分校下駄箱前集合(朝練開始は7時30分)
  2. 1階から2階に上がる際にはいつもの階段、2階から4階まではいつもよりもひとつ奥の階段を使って教室のある4階にたどり着く(極力他の教室の前を通って変な目で見られないように)
  3. 何事も無かったかのように入室して練習に参加

こんな感じの作戦でした。そして次の日早速実行に移ります。

 

 

 

アクシデントと裏切りのM君

書いていても面白すぎるタイトルですがこの2つが我々を襲います、自分は8時10分くらいに下駄箱の前について待機していましたそれで続々とメンバーは集まっていきます、しかし約束の15分になっても3名現れません。そして自分たちはその3人の下駄箱を確認します、もし上履きが入っていたらただの遅刻、入っていなかったらもう教室にいる→裏切ったという事が発覚するからです。そうして見てみると2人は上履きがなく裏切りが確定し、1人はただただ遅刻しやがりました。ここで計画が大きく狂いだします、自分たちの作戦でなぜ8時15分集合だったのかというと、担任はいつも息子を送ってから学校に来るので学校に到着する時間は毎回8時20分くらいでした、なので自分たちはクラス内で完結できるよう担任がいない時間帯に遅れることにしたというわけです、がしかし、このただの遅刻というアクシデントによってそこが狂いました。そして2名の裏切り、この2名は同じ部活に所属していて片方のM君は前述の合唱祭実行委員だったんです、だから自分たちもまぁM君に関しては何となく許しがききます、しかし便乗してしれっと裏切ったO君には怒りが募りました。

 

 

 

ようやく実行→対面する地獄絵図

結局8時22分頃ようやく遅れていた1名が合流し、作戦が実行されます。作戦通りいつもの階段で2階に上がろうとしたその時自分達を待ち受けていたのは5名の女子と担任でした、さながらプリキュアの如く横に並んで真ん中の女子に至っては腕を組んでいましたがその6人が3階への階段を塞いでいたのです、そして自分たちに「全部分かってるんだからね!」と吐き捨てます。ですがこちらも腹を括っています、プリキュア6人なんてなんのその、華麗なスルースキルで作戦通りプリキュアたちが塞いでいるひとつ奥の階段を使い教室のある4階にたどり着きます。そして廊下を見てみるとあからさまに自分たちの教室の前に人だかりができていますそんなに大事にするつもりもなかったのに。隣のクラスの担任とかならまだしも、よく分からん国語の先生とか色々な先生やギャラリーが教室の前で教室内を心配そうな目で見つめているのです、自分たちがやっているのに「何かあったの!?!?」と言いたくなるくらいには自分たちが予想していたものとは違う光景が繰り広げられています、まさに阿鼻叫喚です。ですがやはりこちらも腹を括っています、大勢のギャラリーの目線や声なんてなんのその教室に入り「おはよー!!」と言ってみんなで歌の練習に参加しました。すると「歌うなぁ!!」と言う怒号が鳴り響きます、女子指揮者のものです。そして自分たちは教室の隅に何故か並ばされました、かくいう私たちは面白くて仕方がなくてずっと笑っていました、強いて言うならすました顔をして歌の練習をしているM君とO君にはイラっときましたがそんなことはもはやどうでもいいくらい楽しくて笑ってました。

 

 

 

惨状とその後

並んでいる視点から今一度教室と廊下を見てみるとあからさまにいつもよりも歌の練習をしている女子が少なかったのです。まぁプリキュアの担任除く5人分を省くにしても少ないので廊下をよく見ると、こんなことで泣きわめく馬鹿とそれを慰める私が偉いと思っているド馬鹿が群れていました。そして朝練が終わり朝のHRが始まります。すると担任に女子たちは「こんなことがあったんだ!」「怒ってくれ!」と涙ながらの訴え(笑)をします。そして担任は「はいはい」みたいな感じでHRは終わり呼び出されます。すると意外にも担任からは「まぁこんな事もあるよね」という内容の話がありました、どうやら担任も当時の女子たちの態度はよろしくないと思っていたようでほとんどお咎めはありませんでした。因みにこの作戦は全てT君が考えたことにしましたし、未だにそう思ってる人もいます。

 

 

 

 

どうでしたか?個人的には身内ノリ満載でとても面白くて大好きな話のひとつです。

読んでくれてありがとうございました😊